ぐるっと回って戻る 1〜ダニ予防薬〜

 9月はワクチンの月。動物病院へ。体重が13.4kg。あれだけ運動したのに太ってる _| ̄|○
 お父さんが与えた梨のせいか?
 「変わりありませんか?」と訊かれて、
 「夏の間、時々ニキビのような湿疹がポツっと出ることがありました。しかし1箇所くらいだし、病院に行く前に潰れて治ってしまうので、あまり深刻に考えてなかったんですけれど。忘れた頃に別の箇所に出ることがあります。」
 先生は毛をかき分けて、治った箇所を確認して、
「細菌性の皮膚炎のようですね。でも、薬で治すという程度じゃないです。自然に治るでしょう」
 菌自体は通常皮膚のどこにでもいるものだけれど、皮膚が傷つくと繁殖して炎症を起こすそうだ。
「症状がひどい場合は、お腹一面に湿疹が出ます。」
 次いで、水遊びとシャンプーについて訊かれた。叱られるのを覚悟で正直に説明した。
「水遊びは、場所は主に川で、よく行く時期は2日に1回でした」
「プラクティ○ク(ノミ・ダニ予防薬)のメーカーの方と話して、(規定の有効期間より短い)1ヶ月に1回という頻度で滴下することにしたので、シャンプーはその間1回程度(2週間目あたり)。後は水遊びをする毎に、水で洗い流すことにしました。」
「プラクティ○クを滴下して、フロ○トラインのスプレーを噴きつけることもメーカーに相談したのですが、両方の主成分自体は同じなので理論上問題がないけれども、その他の成分が予防効果を高めるか、打ち消すかが分からないと言われました。」
すると先生は
 「川の水は、菌がたくさんいます。川で水遊びをするなら、毎回シャンプーした方が良いでしょう」
 「2日に1回というのは、皮膚炎の原因になるでしょうね。柴犬等は、毛が密集して生えているので、菌が皮膚に直接つきにくいですが、(ボーダーコリーは)ダブルコートであっても、ついてしまいますからね。その点から考えると、やはり川よりは水道水で遊ぶ方がトラブルは起こらないです。」
 「あぁ、メーカーはそう言うでしょうね。『こうしたらダメでしょうか?』と訊いたら、暗にダメと言うでしょう(笑)」
 「ウチの病院ではフ○トラインのスプレータイプは置いてないです。」
 「(理由は)人間も犬も、噴霧時に吸い込む等、薬剤への曝露が多くなるからです。それに、全身にかけなければ効かないので、かなりシューシューしないとダメですからね。足を洗ったら、そこにダニがつくという話も聞きますし。ですから、追加でフロン○ラインを使うなら、スプレータイプではなく、滴下タイプを使った方が良いと思います。」
 ルーシーの場合はベースがプラ○ティックだったから、別の製品であるフロ○トラインを同時に使うのは、ちょっと難しいかな?と思っていたけれど。
 同じ製品でスプレータイプなら、滴下タイプの補強策として最良だと思ったんだけどなぁ。

<続く〜笑>