『サーカス団』(笑)の人達
晴天。気温も若干低めなので、お山の公園へ。平日にしては人が多い。山ガールならぬ、鳥写真おばさん(おばあさん?)も登場。池の畔で、ごっつい望遠レンズで激写しながら、大声でおしゃべり。水鳥が逃げるよ(^^ゞ。
芝生の広場は、この日も先客アリ(;_;)。八頭身〜十頭身の、若くて、きれいな、お嬢さん達。
こちらは、例によって、広場の反対側の隅に移動。ノーリードで、こそこそっと。ダンスのムーヴを練習。大きな声を挙げたら相手の注意を引いてしまうので、あくまで、こそこそ(笑)。
お嬢さん達は、バドミントン等、自分たちの遊びで歓声をあげていた。
――― シメシメ、無視してもらえそう。
こちらがステップワークのスピードを見ている途中で、2人のお嬢さんが近づいてきた。叱られるかと思い、内心ビクビクしていたら、お嬢さんが「犬種は何ですか?」と訊く。
「一応ボーダーコリーです」と答えて内心ほっとした。
しばらく『あるある会話』(笑)が続く。で、去っていき、また別のお嬢さん達がやって来る。お喋りの間、みなさんはルーシーから少し距離をとり、しゃがんでルーシーを見つめていた。
ルーシーは、自分が視線を集めていると知るや『賢いワンちゃん』を演じ始めた。声をかけてもらって少し頭を撫でてもらった後、(あ)の側に自発的に戻ってきて、おとなしく伏せて、こちらを見つめてみせたのだ。
いつもなら、飼い主の制止を振り切り、相手に飛びついて頭突きを食らわせるヤツなのに。
こういう時だけ女優になるのだな、オマエは ヽ(`Д´)ノ。
「賢いねぇ」と、お嬢さん。ドヤ顔で、ますますこちらを見つめるルーシー。
・・・コイツの後頭部をハタいてやりたい!!
初対面の人達、特に犬連れでない人達とふれあう場合、ひとしきり、お喋りをして、話題がなくなったら、彼らの方から「じゃあ」と言って去っていくんだけど。
なぜか、お嬢さん達は、しゃがみこんだまま、ルーシーをガン見。
???彼女達は何を見ているんだろう???
よく見ると、お嬢さん方はよく似ている。スタイルは抜群。超小顔。髪は明るい色に染められ、長身のお嬢さんはショートヘア、その他の方達はロングヘア。
顔を挙げて、他のショートヘアを見る。やっぱり似ている。
似ているのは顔カタチではない。
―― ヘアスタイル。服装。靴。そして仕草。
前髪が長めのショートヘア。細身のパンツに柔らかい生地の長袖シャツ。山の中だというのにショートブーツ(爆)。
これは・・・もしかして・・・タ○ラヅカの人?
ステップワーク強制終了(爆)!
途端に背中を汗が流れる。踊りのプロの前で、拙い踊りの練習なぞ、恥ずかしくてできるワケないじゃん!
おそるおそる「皆さんはタカ○ヅカの方達ですか?」と訊いてみた。
おそらく、これも『あるある会話』だろうね。
すると、一人が少し恥ずかしそうに「・・・サーカス団です」と応えた。
歌○団の人達って、そう言うんだよね。
数十年間変わらず、同じ受け答えをしとるんだなぁ。
で「どこの組ですか?」と訊かれたら「さくら組でしゅ」とか言うんだよ(爆)。
(あ)は全く歌劇に興味はないけれど、30年近く市民だったし、小学校の通学路には寮があったし、阪急じゃないけどホテルの仕事もしていたから、なんとな〜く縁がある。
お嬢さん達は、公園の近くでシイタケ狩りの後、広場に立ち寄ったそうだ。
我ながら自意識過剰だとは思うけれど居心地が悪い(笑)。練習は早めに切り上げ、広場を後にした。
帰る際に「ごきげんよう」と言ってやろうかと思ったけど自粛した(爆)。
前回は外国人の家族連れ、今回は歌○団もとい『サーカス団』。
お山の広場、あなどれんな。
次はどんな人達に会えるだろう?ちょっと楽しみになってきたぞ(笑)