さすらいの旅 6

 草千里。夏は青々と草が茂るんだろうけど、今は少々寒々しい。ルーシーの視線の先には、乗馬散歩用の馬達。前日に馬刺しを美味しく食べてしまったことを思い出して、一瞬申し訳なく思う。あくまで一瞬だけどね(笑)。なお、馬や牛が放牧されているので、防疫のため草千里にはペットは入れない。

 (た)は火山博物館へ。その間(あ)はルーシーを連れて展望台まで散歩。露店が出ていたので「とうきびか?」と思ったら硫黄だった。硫黄って虫除けに効くの?まりママへのお土産決定←ウソ(爆)

 火山博物館の売店の方から、前日に根子岳に登ったら紅葉が綺麗だったから、是非訪れるようにと勧められた。大まかな道順を訊いて、後はナビ頼りで出発。当然、迷子になって時間を食ってしまった。

 登山口の駐車場には、平日だけど車が多数駐車されていた。山ブームが女子からリタイヤ世代に広がっている模様。

 体力と残り時間を考えると山頂制覇は無理なので、とりあえず針葉樹林の切れ目を目指す。トレッキングシューツを着用していたけれど、傾斜がキツイ上に地面が粘土質で滑りやすい。両手を使って登る。厚着で出かけた上に帽子がゴアテックスなので頭から汗だく。休憩の時のみ撮影。甲山1ケくらい登ったかなというところで、山を下りる。ルーシーも頑張りました!
 登り始めた時はいなかったんだけど、下りたら、お迎えが(笑)。

 テクテク歩いていたら、道の横手にある土手を大きな牛が一匹ドドド〜と、すごい勢いで降りてきた。ビックリして警戒モードに切り替えたら、牛はこちらを全く無視。
 あ〜、ビックリした!牛は急には止まれないらしい。土手の下の方に生えているアザミをムシャムシャ。アザミの葉はトゲトゲなのに、気にせずに食べるんだねぇ。

 大分県に向かって出発。途中、阿蘇神社に立ち寄る。
 阿蘇神社の狛犬さん。怒った時のルーシーそっくり(笑)。

 湯布院の宿泊先。こちらも犬に関する設備が揃っていた。ドッグラン大小2つ。屋内プレイルーム、カフェ、トリミングサロン。宿泊しなくても料金を払えば利用できる。客室は2階建ての建物とコテージ。

 人間用の大浴場は露天風呂付きで、犬関係なしの温泉旅館並み。追加料金を支払えば犬と入れる貸し切りの家族風呂もあるようだ。ホテルの部屋には、バリケンとペットシーツ、水入れ等が用意されていた。今回は、部屋のバリケンを利用させてもらうことに。阿蘇の宿泊先は、床が暖房のため、ツルツルのフローリングだったけど、こちらは滑りにくいカーペットが敷かれている。

バリケンの中の敷物は持参したもの。
 人間用の夕食は、レストランでバイキング。ここには犬は入れない。パンフレットに「夢のようなバイキング」とあった。期待しないで行ったところ、種類の多さに圧倒された。食べるのに忙しくて、写真はほんの一部(汗)。

 (あ)はしゃぶしゃぶを堪能。蟹もあったけど、お腹がいっぱいでギブアップ。ちなみに朝食は、和食と洋食の両方が用意されていた。おかずは和食の方が多かったかな。
フロント横に、本日宿泊のワンちゃんの数が大・中・小の別に分けられて貼りだされていた。中型犬はルーシーを含めて、この日は2匹。大型はなく小型が9匹と圧倒的に多かった。こういう配慮は、ラン利用時には嬉しいね。

翌日に続く〜。