栗拾雨読の日々
今年の栗は、ビックリの大豊作。ゆうに200粒は収穫したぞ=3。
たった1本で200粒って、どうよ?
春先に雨が少なく花が咲くのが遅かったし、8月後半からは逆に雨が多くて日照時間が足りず。イガが落ち始めたのが9月と例年より1ヶ月近く早かった。大きさは去年よりは若干小さいけれど、JAの規定なら2Lくらい?見た目では分からないので、味が不安だったけど、ご近所やお友達に食べてもらったところ、概ね良好だったらしい。こうなると、台風で枝が1本ポッキリ折れたのが悔やまれる。まぁ、自然がやることだ。欲張っちゃイカンわね。
栗の木には(あ)が水をやるくらいで、肥料も手入れもナシ。その分、小さなお子さんやワンコどもが、鬼皮ごと口に入れても、健康を害することはない。その一方で、非常に虫がつきやすいので、地面にイガが落ちたら、できるだけ早く実を取り出して、天日で干してやらないといけない。
一日の収穫は、多い日で5回。仕事の合間に庭を覗くと、イガが落ちている。慌てて実を取り出して干す。人やワンコの口に入るまでは、収穫した栗を毎日広げて天日干し。予報で雨の予定が分かったら、慌てて、もらっていただく人を探す(笑)。で、また回収&天日干しに戻る。
そう、我が家の人間&ルーシーは、栗をありがたがらないんだよね。
(あ)に至っては、食べたら吹き出物が出るし。
これがキャビアとか〜、キャビアとか〜、キャビア(青缶)とか〜なら、ありがたいんだけどね。
キャビアのなる木はないもんか〜?
↑いや、単にTVにキャビアが映ってたから(爆)。
こういう生活を2週間ほど続けて、ようやく栗もなくなってきた。台風前に、よく干した分は、皆さんに食べてもらったし〜。
雨に当たるとカビが生えやすくなるんだよなぁ。
ってことで、昔とった杵柄・・・はないけど(爆)、ディスクで強制イガ落とし。
初めの2、3イガは簡単だったけど、上の枝は地面からは見えない。しかたがないので、ディスクを手に道路を渡ってゴミ収集ステーションから投げる。その方向には行くんだけど、高さが合わなかったり、弱すぎたり。
何回も庭とステーションを行き来してたら、ご近所のお子様に目撃されてしまった。まん丸の目で、こっちを見てた。
恥ずかし〜。それに、なんだか、ごっつい疲れたわい。
小雨に当たった最後の20個程度は、我が家で消費することになった。薬をかけていない栄養満点の栗は、湿気だけでカビが生えてしまうからね。
鬼皮を剥いて、渋皮を剥く前に水に漬けていると、(た)が「これ、どうするん?」と訊いてきた。
事情を話して「アンタ、栗ご飯は食べるんやろ?」と言うと、(た)は「じゃあ、(渋皮は)僕が剥くわ」。
珍しいこともあるもんだなぁと「じゃあ、お願い」とバトンタッチ。
こっちは、ご飯を研いで昆布を入れて、待つこと1時間超←どんだけ時間かかっとんねん!
なんとか栗ご飯が完成。なかなか美味しかったそうだよ。
来年も、今年みたいに生るのかなぁ?
自然のやることだから分からないけど、予約受け付けするかなぁ?
来年は、キャビア(青缶)が生らないかなぁ←シツコイ(笑)?