頑張ろうね、みんな
三連休の最終日は神社へ。悪霊祓いぢゃないっすよ(爆)。
小野にある神社が、犬の七五三詣と犬幸祈願を始めることになり、ワシらの師匠であるA先生と和空ちゃんがドッグダンスを奉納することになったから。
犬の七五三?犬幸祈願?
ペットを飼っているor飼ったことがある人でも、これについては、意見が分かれると思う。正直なところ、(あ)自身も、はじめは「そりゃ行き過ぎとちゃいますか?」と思ったもの。祈祷料をかけるより、そのお金で、健康診断とか、自分のペットのためにやれることは他にあるじゃないか、と。
でもね、それは、ルーシーと我が家の場合だから。
これが必要な人もいると思う。
たとえば、ペットが難病にかかり、根治治療が難しい場合。ペットが、病気にかかっていなくても、一般に言われる平均寿命年齢を超えて『最長不倒距離』へ挑戦することになる場合。こういうペットの飼い主さん達には、毎日が気を抜けない孤独な戦いであったり、毎日が大きな挑戦だったりする。そんな毎日を過ごす人達には、自分を見守る存在や寄り添ってくれる存在がいたら、少しでも前向きになれるんじゃないかな?
それにね。犬が病気を患うことなく天命を全うすること。
これ自体が、個々のペットの運に大きく左右されると思うのだ。
まず、自分を最後まで飼ってくれる飼い主さんに出会う運。
そんな飼い主さんに会えたとしても、病気が手遅れになる前に見つかる運。
犬は自分の弱みを見せない。痛いところがあっても隠そうとする。こちらが異常を見つけようとすると、さらに「何でもありませんよ」と演技する。そのせいで、病気や故障の発見が遅れることも多い。
何より、犬は人間の7倍のスピードで年をとる。飼い主にとっては1日でも、犬にとっては1週間。「つい、この間まで元気だったのに。病気だなんて信じられない」というケースが非常に多い。
病気がなくても、若くても、ペットと人間が、1日1日を無事に過ごすことは−−小さいかもしれないけれど――挑戦だということを、忘れがちだ。
「コレは、どうなんですかねぇ?」と、少々呆れたように女子アナが言った。
経験した人でなければ、分からなくて当然だ。
他人が何を言おうとも、最後までペットと挑戦を続けることの方が、よほど大事ではないか。
自分を見守り、寄り添う存在を感じられて「明日も頑張ろう」と思えるなら。
頑張ろうね、みんな。