10歳の春だから 4

 ウダウダ続きでスイマセン。興味のない方はスルー、スルーでよろしく〜。

 これまで紹介したのは、獣医さんのサイトからの情報。他にはマッサージが紹介されていた。運動の面では、今のルーシーには合わない部分もあるかもなぁ。若干年齢が上のワンちゃんが対象じゃないかな?どうだろ?
 という訳で、さらに調べる。
 今度は、クリッカーレーニングのトレーナーさんのサイトから。この方は、以前、当ブログで紹介したDon’t Shoot the Dogの著者です。

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 飼い犬がシニアの年齢になると、飼い主は、細かい変化に気がつくようになる。犬が身体の姿勢を変える時に声がでたり、座れと指示されて、ちょっとためらったり、呼び戻しが遅くなったり。もっと細かい変化では、飼い主さんを追って階段を登らない、アジリティーでジャンプしなくなる、車に飛び乗るのが一瞬遅かくなる(←ルーシーあるある 笑)等。少なくとも2日に1回、クリッカーで短時間のトレーニングをすることで、犬のこころと身体を強化して、老化に対抗することができる。

 犬の変化の根底にあるものを考えると、より効果的なトレーニングに集中できるかもしれない。

 犬の重心は、肩関節の近くにあり、体重の実に65%以上が、身体の前部にかかっている。従って、前部は、後部に比べて、強化トレーニングを受けている状態にある。老化が進むと、身体の後部を支える様々な筋肉が弱くなり、強度が失われる。そして、筋肉が弱ると、靭帯も弱くなる。

 また、老化により、筋肉の協調した動きや、『固有受容』機能も失われていく。固有受容とは、動作中の自分の身体のポジションが分かる感覚、足等が、その他の身体の部分と、どのような関係や位置にあるかを認識することを指す。高齢犬であっても、エクササイズによって、多くの場合、筋肉の協調性、バランス、強度、可動性だけでなく、固有受容機能も、改善することができる。(後略)

 エクササイズを採り入れる前に、飼い主が注意すべきこと
1)まずは獣医の了承を得ること。
  獣医さんに関節の可動域や痛みの有無、弱くなった筋肉がないかを確認しましょう。
2)目標を立てる
  体重を減らす、関節の可動域を広げる、支える筋肉を強化する等。
3)トレーニング中は犬の状態に注意すること
  特定の動作が、犬にとっては辛かったり、違和感をもたらすものかもしれない。徴候に気がついたら、ストップすること
4)トリーツを使って楽しくエクササイズ

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まぁ、食べ物を見ると、少々難しくても、頑張っちゃうんだよね。だからクリッカーを使え」っちゅーことだろうか(爆)?

体重の65%以上が前部にかかっているとは驚き。だから、肩甲骨あたりを撫でてやると気持ちよさそうな顔をするんだろうな。

さて、次回はトレーニングの内容。

<さらにウダウダと続く〜 笑>