伊勢志摩小旅行 2

 お世話になったのは、鳥羽のわんパラさん。
 客室は洋室ツインでオーシャンビュー。ホテルの入り口前・廊下・客室等に、足ふき・ペットシーツ・ごみ箱などが用意されており、非常に快適。我が家は、ルーシー用にクレートを客室に持ち込んだ(ベッドに乗せてはいけません)。
 犬用の施設。10Fのドッグランは、小型犬のみが利用可能。中〜大型犬は、ホテル敷地外のランを利用するようになっている(我らは結局利用せず)。
 1Fにグルーミング室とプール。先日、腰痛をおしてルーシーを洗ったばかり。セルフウォッシュ(1,000円)ができるなら、旅行まで待っておけば良かったなぁ。ルーシー地方は、一時的に気温が上がったから、ダニ除けを付ける前にシャンプーしたけど。

 食事は2Fにあるレストラン。宿泊者が多かったこともあり、我が家の夕食は、先方の都合で19:30となった。
 ちょっと奮発して懐石のコースをいただく(だって宿泊が無料で申し訳ないもん)。
 今時の表現を使えば「フツーに美味しい」(笑)というのかな?
 コースには、一人にアワビ一枚が含まれていたのだが、サービスとのことで、もう一枚追加。実は(あ)は、アワビが少々苦手なのだ。だって、磯臭いプラスチック消しゴムみたいだもん。活きの良い本場のアワビは違うかと思ったけど、1切れで十分。(た)が、ほぼ4枚食べた(@_@)。

 3Fにフォトスタジオ。訊けば、21:00まで撮影しているとのこと。プロのカメラマンさんによる撮影は、滅多にないことなので、旅の記念にお願いすることにした。ネムネムのルーシーを叩き起こして撮影(爆)。



 至れり尽くせりの施設とサービスだけど、1つだけ当惑することがあった。
 客室内に犬を残して出てはいけないと言われたこと。

 我が家は客室にクレートを持ち込んでいたし、ルーシーに分離不安はない(余程のことがないと騒がない)。もちろん、ホテルの敷地外に出かける場合は、連れて行く。ただ、この日は宿泊客が多く、レストランで他のワンちゃんと一緒になる可能性が高かった。そこでトラブルになるリスクは、避けたかった。
 係に訊くと、飼い主がホテル内の施設(大浴場やレストラン)を利用する間でも、客室に犬を残さず、フロント横のバリケンに預けなければならないという。
 犬にとっては、慣れた場所で慣れたクレートに入れられるならともかく、初めて来る場所で慣れないバリケンに入れられる方が、不安になるし騒いでしまうのになぁ。
 「ホテル利用の規則ならば」と了承し、客室からフロントにクレートを持参したが、今度はクレートごとバリケンの中に入れるように指示された
「何かあったら困るので」とフロント係。

 一体、どんな事態を想定して、バリケンの中にクレートを入れろと言うのか?
 器物破損?
 脱走?
 ルーシーのクレートは、ソフト・タイプでもないし、鍵がかかる。

 こちらの当惑した表情に気が付いたらしく、係は、フロントの横に自前のクレートを置き、ルーシーを待たせることに、最終的には了解してくれた。しかし、我々がレストランに向かうのを見て、ルーシーはフロント前から不安がって一声「ワン!(行かないで!)」と鳴いた。これが客室なら、それまでに都合1時間以上を過ごしていたから、不安もなくクレートの中でグースカ寝るだろうに。
 無料で泊まる身の上なので強くは言えないけれど、バリケンの中にクレートを入れなきゃいけない理由を、説明して欲しかったなぁ。

<2日目に続く>
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