体力・筋力アップ作戦

 9月に入って体力・筋力アップを目標にしている。足の運び方はシッカリしてきたし、後ろ足の幅もOK。歩くのは全く問題がなさそうだ。
 目標を考えると、本来なら走るのが一番良いのだと思う。走るといっても、ダッシュではなくトロット。ルーシーでいえば、ピーターX君を追いかけてウロウロしている時のスピード(笑)。トロットの時間を少しずつ延ばしていけば、一番効果的だと思う。
 できる限り山道や土の上を歩くようにしているけれど、ちょっとばかり問題がある。まず、帰宅すると、体に、特に鬢のあたりに必ずダニがついている。特に山道では、あちこちで犬以外の動物のニオイもするらしく、ルーシーはシツコク嗅ぎ回る。制止を無視して草むらに頭を突っ込むこともあるから困ったものだ。毎回、帰宅後はかなり気を付けてチェックしないといけない。
 次に、こちらの足元が悪くてスピードを上げにくいこと。スピードをできるだけトロットに近づけようと頑張っているけれど、舗装道路と違って地面を蹴っても前に進んでいかない。石ころを踏んだり、かなりこちらの足が疲れる。
 それでも、池めぐりのコースは、今まで1時間10分ほどかけて歩いていたが、今では約1時間に縮めている。なかなか距離は伸ばせないけれど、スピードを上げて歩くのは、ルーシーも好きなようだ。始めこそニオイを嗅ごうとウロウロする。しかし10分もすると、無心になってリズムに合わせて歩いている気がする。こちらの顔を見上げることがないかわりに、周囲の刺激に気を取られることも少なくなった。(好きな人に会った時は別だけど)
 スピードアップを心がけるようになって、ルーシーの疲れ方も変わってきた。散歩後に腰のくびれ辺りを触ると、少し張っているような気がする。少し休ませてから揉んでやると「ハァ〜」とタメイキをつくようになった。前足を曲げたり伸ばしたり。本人が嫌がらなければ、優しく大腿部の筋肉を揉みほぐす。後ろ足の膝の裏をキュッキュッと親指で押す。そうしているうちに、ルーシーはウトウト。口を開けて薄く笑いながら居眠りをして、ヨダレでこちらの膝が濡れていることも。
 その一方で少しだけだけど、走らせることにした。とはいえ、フリスビーもボールもないと、一人で走る気にはならないらしい。こちらは歩き散歩だけで精一杯。(た)のように一緒に走るような気力は残っていない。
 今日はラッキーにも、夕方ピーター君に会えた。少しだけ走らせてもらったが、ピーター君はオモチャとボール探しに気をとられがち。ルーシーは、自分と遊んで欲しい一心でか、相手に体当たりをしてアピール。これじゃピーター君にケガをさせてしまう。何回か「コラ」と注意をしたら、なんとか止めたけれど、他のワンちゃんと遊ばせる時は気を付けないといけないなぁ。全く、子供じみたアピールしかできないんだから。どうやったら精神的に成長できるのあかなぁ?良い作戦はないものか?
 当面の課題は、ルーシーの体力・筋力アップ。それは、とりもなおさず、飼い主の体力・筋力アップ?・・・えらいこっちゃ。