早食い防止のダイエット

 昨夜の「ためしてガ○テン」見ました?食欲を抑えるためには、1口につき30回以上噛むと言いそうですよ、奥さん。なんでも脳内にヒスタミンが出るんだそうで、これが食欲を抑えて満腹感が得られて食べる量が減るとか。
 ちなみに(あ)はこの番組を録画しているけど、まだ見ていない。それなのに、なんで内容を知っているかというと、年がら年中ダイエットに挑戦中の(つまり成功していない)実母が電話で教えてくれたから(爆)。ま、結論は分かったので、ゆっくり録画を見ることにします(笑)。
 しかし、噛むことは、子供の脳の発達を促進して、ボケ防止につながるとは聞いていたけど。ダイエットにも役立つんだねぇ。
 それに、これは人間様だけの話じゃないらしいんだな。
 犬でも早食いはダイエットの敵らしい。
 注文していた本がようやく届いて、パラパラ拾い読みして見つけたんだけど。
 本の名前は”Y○ur Dog: The ○wner’s Manual”。これまでは、トレーナーや行動学者がシツケについて書いた本だったけれど、今回はDr. Marty Be○kerという獣医さんの著書。海外のボーダー関連ブログで推奨されていたので購入。

 さて、早食いに話を戻そう。
 犬という動物は、種の成り立ちから、いつ次に食事にありつけるかが分からないため、できるだけ早く、お腹に入るだけ食べるという特徴を持っているものがいるらしい。こういう犬は、食べられる物を探して台所のカウンターやゴミ箱を漁る。中には、ネコのトイレまで漁る犬もいる。これらは、ラブやビーグル、バセット、コッカー、コーギー、ダックス、パグなんかが代表例で、ダイエットのために、この獣医さんの元を訪れることが多いらしい。
 早食いは、食べ過ぎよりも大きな問題になりやすい。ガスが溜まりやすく、また、鼓腸症という命に係わる病気につながるからだ。鼓腸症は、腹部が膨満して捻転を起こし、こうなると一刻も早く手術を受ける必要があるとか。

 ルーシーも、丸呑み&早食い犬の類なんだよなぁ。体型こそ我が家では一番スマートだけど、コイツの食欲たるや底ナシだ。美味しい物や珍しい物ほど、味わうことなく丸呑み(:_;)。便を見る限り、大半は消化されてるみたいだから気にしていなかったけれどさ。野菜は消化しやすいように加熱して、みじん切りにしないとダメだし。おまけに最近キッチン周辺をウロウロするようになった。こちらが「後は寝るだけ」とリビングで気を抜いていていて、ふと気がつくと、ヤツがゲートの隙間からキッチンの中をジト目で観ていることが多い。また、なぜかゲートが少し開いていたりすることもある←(た)がキチンと閉めないから、ちょっと頭で押せば簡単に開いてしまうのだ。

 さて、早食い防止策。犬が飲み込めないサイズのスベスベした石を2,3個を洗って、ドッグフードと一緒に食器に入れる。犬が石を動かさないとドッグフードが食べられないように石を並べるのがポイント。そうすることで、一回の食事にかかる時間を引き伸ばすというもの。最近では、早食い防止のために特殊なつくりの食器も出ているそうだ。また、この獣医さんのイチオシは、コングや知育玩具のフードパズル。芝生やビニールの床にドッグフードを撒いて食べさせる方法もあるそうだ←拾い食いを助長しそうで怖いんですけど。

 さすがに獣医さんが書いた本だけに、フード選びのポイントとか健康に関する情報が多い。そうそう、ご自宅の庭で排泄させている飼い主さん。芝生に黄色いリングができていませんか?この本によれば、これは排泄物が窒素を多く含んでいるからだそうで、多くの場合、そのフードが犬に合っていないとか。

 ルーシーもシツケより健康が重要なお年頃だし、アレルギーになったこともあるし、我らには、なかなかタメになりそうです。新刊なので日本語ではありませんけど。技術用語は少ないし読みやすいです。この獣医さん、どうやらアメリカではTVにも出てる人らしいっす。だからかな?説明も分かりやすいです。