おかげさまで
脾臓の腫瘤について、ようやく病理検査の結果が出た。
結果は、良性の結節性過形成とのこと。
この腫瘤について継続的な治療は不要とのこと。やれやれ〜。
ご心配や励ましの言葉をいただいた皆様。ありがとうございました!
結節性過形成って、要するに、おでき みたいなものかな?
「おでき ごときで、健康で正常に機能していた臓器を全部摘出するのは、どうかなぁ?」とも思った。しかし、この『おでき』は、放っておけば間違いなくどんどん大きくなることは確実だそうで、いつか臓器との境目か、おできの真ん中が破裂してしまうらしい。そうすると大量出血してしまう。
実際に脾臓の腫瘤は出血して発見されるケースが多く、ルーシーのように直径2cmという小さいサイズの腫瘤が完全な状態で見つかることは非常に稀なのだとか。
「(ルーシーに全く異変が見られなかったのに)よく健康診断をしようと思ったねぇ」と、(た)をはじめ、いろんな飼い主さんに驚かれた。
次によく言われたことは
「何か気になること(検査をしなきゃと思う症状や兆候)が、あったの?」
コレ!というものは、なかった。
ただ、同じ年齢のボーダーと比べると「ルーシーは老化が速いかも」と思っていた。骨の変形などは、診察までにルーシーにさせていた運動の質によるところが大きいけれど、獣医さんから「症状が出るのは(年齢と照らすと)ちょっと早いですね」という感想を受けていた。
また、ルーシーは同じ年令のボーダーに比べて顔の白髪が多い気がする。獣医さんの一人は「顔の白髪を見て、同程度の老化が体内でも起きているという前提で診断している」と仰ったことが、頭の隅に引っかかっていた。
一般的には「シニア世代は7才から」と言われているが、犬種や個々の犬によって寿命も体質も違うのだから、シニア世代の到来は全員同じであるはずがない。
できれば(あ)の杞憂で終わって欲しかったけれど、やっぱりルーシーの老化は速いのだろう。もしかしたら、腫瘤ができやすい体質かもしれない。そのことをしっかり心に留めて、毎日を大切にしたいと思っている。
↑暖かい午後のひだまりで、(あ)のお腹の上に顎を乗せて、ひなたぼっこ。小さな幸せを噛みしめる、ひとときでした。